洗面化粧台は、毎日の身支度に欠かせない重要な設備。リフォームや新築時に最適なタイプを選ぶことで、使い勝手やデザイン性が大きく向上します。
ここでは主要な洗面化粧台の種類と、選び方のポイントを解説します。
洗面化粧台の主な種類

洗面ボウルの素材と特徴
洗面化粧台の印象を大きく左右するのが「洗面ボウル」の素材。
毎日使う場所だからこそ、見た目のデザイン性だけでなく、お手入れのしやすさや耐久性も重要なポイントになります。
水垢や石けんカスが付きやすい洗面まわりでは、素材によって掃除の頻度や汚れ方が大きく変わることも。
| 陶器 | 汚れに強く、手入れが簡単なのが特徴。色やサイズ、デザインが豊富にあるので好みのものを見つけやすいでしょう。焼き物のため、強い衝撃に弱い点がデメリットです。 | |||
| ホーロー | ホーローは、鉄などの金属を下地に、ガラス質のうわ薬でコーティングして高温で焼きつけた素材です。 耐久性、耐熱性に優れ、化粧品などの化学成分に強いですが、表面に傷がつくと下地の金属が錆びる可能性があります。 |
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| 人工大理石 | 樹脂や粉砕した石を混ぜ合わせて作られた人工素材。着色や成形が容易で、豊富なデザインがあります。 割れにくく、コストパフォーマンスに優れていますが、傷がつきやすく、メンテナンス性に劣る点があります。 |
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選び方のポイント
洗面化粧台を選ぶ際は、以下のポイントをおさえておきましょう。
◯設置スペースの広さ:ユニットタイプは省スペースで設置可能。システムタイプやカウンタータイプは、広めのスペースに適しています。
◯収納の必要性:システムタイプや造作洗面化粧台は、収納スペースを自由に設計できます。
◯デザインの好み:カウンタータイプや造作洗面化粧台は、デザイン性が高く、オリジナルの空間を作れます。
◯予算:ユニットタイプはコストパフォーマンスに優れ、システムタイプや造作洗面化粧台は、予算に応じて選択できます。





