電球を買いに来たけど、種類が多くてどれを買えばいいかわからなかった…。そんな経験はありませんか?
電球は、大きく分けると「白熱電球」と「LED電球」の2種類があります。寿命、電気代など、それぞれの特徴と違いについて解説します。

白熱電球(白熱球)とは
白熱電球は、いわゆる昔ながらの電球で、ガラスで作られた発光管の内部にフィラメントを設置し、電流を流して発熱・発光する電球のことです。オレンジっぽい暖色系の光色が特徴。一般的に言われる「電球色」とは、この白熱電球の光の色を再現したものです。
クリアタイプとホワイトタイプがあり、クリアタイプは、くっきりとした陰影が出るため、透明なガラスシェードやデザイン性の高いシェードなどにおすすめです。逆にホワイトタイプは、やわらかで優しい光が広範囲に広がります。

白熱電球のメリット
白熱電球のメリットは、何といっても電球本体の価格が安いこと。電球にもよりますが、1球あたり200円前後で購入できます。
また、どこかノスタルジックさを感じる暖かみのある光も魅力。インテリア好きな方や、海外でも支持されています。
白熱電球のデメリット
白熱電球のデメリットは、消費電力が高いためランニングコストが高いことです。家庭全体の消費電力の内訳でも、照明器具はエアコン、冷蔵庫に次ぐ第3位程度にランクインする消費電力の大きい家電です。
また、白熱電球は寿命が短く、1000~2000時間ほど。1日6時間使用した場合、早くて半年で球切れを迎えます。

LED電球とは
LED電球は、半導体「発光ダイオード」を使用した電球です。まざまな色を表現できる、本体が熱くなりにくい、虫が寄りつきにくいといった特徴があります。
電球色は一般的に、「電球色」「温白色」「昼白色」「昼光色」の4種類があります。

LED電球のメリット
LED電球の一番のメリットは、何と言っても電気代の安さ。白熱電球と比べると約5分の1程度の電気代で済みます。
もう一つは長寿命である点。白熱電球と比べると10~40倍も長寿命。交換の手間も少なくすむのも魅力の一つです。
LED電球のデメリット
デメリットは白熱灯や蛍光灯に比べて電球本体が高いため、初期費用が高くなる傾向があること。照明の数が多ければ、その分コストが大きくなってしまいます。
次は高熱に弱いという点。浴室など熱がこもる場所で使うと、劣化したり故障する可能性があるため、設置場所には注意が必要です。

比べてみるとLED電球の方がメリットが多いように感じますが、白熱電球には白熱電球の良さもあります。Home Darnerで取り扱っている照明アイテムはLED電球と白熱電球を選択できるので、用途やお好みにあった照明・電球をお選びください。





